7月14日

  
髙橋が表紙デザインをいたしました、
『2016年度版 中小企業白書』が発表されました。

中小企業庁が毎年発行しております、
『中小企業白書』の2016年度版の表紙を
髙橋がデザインさせていただきました。

以下が、白書内にも掲載されております、
髙橋のデザインコンセプトです。
『コンセプト：「大きな力」
中小企業が大きな存在でありますことを“見える化”したデザインです。
中小企業という言葉には、大企業は大きな（強く凄い）もの、
中小企業は小さい（大企業と比べ弱い）もの、
という大小の言葉に惑わされ、
産業の本質や未来とは異なる連想を生んでいる事もあるかと思います。
中小企業の本質を捉えた良い言葉が生まれると、
21世紀国内産業活性化への発明（大きなきっかけ）となると思い、
中小企業それぞれが、細やかで繊細かつダイナミックな
大きな力・存在である事が判る様な、強く美しい新しい概念となる言葉、
日本の産業や国自体のブランディングが今必要であると自身は捉えます。
過去・現在・未来を繋ぐ白書の上には、
意識としてはまだないかも知れないまだ見たことのない、
しかしハッキリとした、日本の地図・道を描く事が必要であると想い、
中小企業が尊く大きな力であることを多くの人々の
ハッキリとした意識となってゆく様、デザインをと考えました。
沢山の光る中小企業が存在する日本。
これからは世界へも見えてゆき大きな信頼となり
世界中からの依頼も増えてゆく。
その様な見えない意識を表現し、
大きく導く表紙となればと想いました。 』

『中小企業白書』では中小企業にまつわる様々な統計や調査結果がまとめられており、
既に市販開始され、全国書店でも発売予定です。
この機会に是非お手に取っていただき、
決して小さくはない、中小企業の現状や真のパワーを
ご確認いただければと思います。